海氷域の拡大・衰退 (オホーツク海) |
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海氷用語の解説 海氷[Sea ice/かいひょう] |
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海氷の生成と 発達過程 |
海水が凍結してできた氷。海上にある氷の総称。 その移動性あるいは生成場所によって定着氷と流氷又は沿岸結氷と流氷に分けられる。さらに、発達過程、形態等により細分類されている。 |
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海氷の密接度 |
6.氷域中の海水面 [Openings in the ice] |
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海氷用語の解説 | 割れ目 [Fracture] 変形作用の結果、最密氷域、全密接氷域、凍結密氷域、定着氷、または単独の氷盤に起こる切れ目や裂け目。 割れ目には砕け氷があったり、ニラスや板状軟氷が張りつめていることもある。長さは数mから数kmに及ぶものもある。 ・クラック [Crack] 氷を互いに分離させるに至らない亀裂。 ・タイド・クラック [Tide Crack] 動かない氷脚あるいは氷河壁と定着氷との接合部にあるクラックで、定着氷は 潮汐によって上下する。 ・分離帯 [Flaw] 流氷と定着氷との間のせまい分離帯で、その中は氷片が混乱した状態になって いる。強い風や海流によって定着氷境界に沿って流氷が切り取られてできる。 ・微小割れ目 [Very small fracture] 幅1〜50m。 ・小割れ目 [Small fracture] 幅50〜200m。 ・中割れ目 [Medium fracture] 幅200〜500m。 ・大割れ目 [Large fracture] 幅500mをこえる。 割れ目域 [Fracture zone] 多数の割れ目のあるところ。 水路 [Lead] 海氷域の中で、海上の航行が可能な割れ目や、狭い通路。 ・沿岸水路 [Shore lead] 流氷と海岸、あるいは流氷と浮氷壁との間の水路。 ・分離帯水路 [Flaw lead] 流氷と定着氷との間の航行可能な水路。 氷湖 [Polynya] 氷で囲まれた直線的な形でないさまざまな海水面で、砕け氷があったり、 新成氷、ニラス、板状軟氷で覆われてもよい。 ・沿岸氷湖 [Shore polynya] 流氷と海岸あるいは流氷と浮氷壁との間の氷湖。 ・分離帯氷湖 [Flaw polynya] 流氷と定着氷との間の氷湖。 ・再現氷湖 [Recurring polynya] 毎年同じ場所に現れる氷湖。 |
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1.発達過程 | ||||||
2.浮氷の形態 | ||||||
3.氷の量 | ||||||
4.流氷の運動作用 | ||||||
5.変形作用 | ||||||
6.氷域中の海水面 | ||||||
7.氷の表面の特徴 | ||||||
8.融解過程 | ||||||
9.大気中の現象 | ||||||
10.海上航行に関係 のある用語 |
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11.その他 | ||||||
海氷の写真・動画 | ||||||
海氷用語等につきましては、1970年に世界気象機構(WMO)によって刊行された流氷用語集に拠っています(気象庁海氷用語 測候時報第42巻第7号別冊(昭和50年7月)及び気象庁海洋観測指針)。 | ||||||
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